展览时间:2015-07-03 至 2015-07-15
展厅:4号展厅
私が初めて寧波に来たのは、1990年代の終わり頃でした。寧波を父祖の地とする上海の友人に誘われて船で来ました。かつて寧波は日本の入港指定港で、中世日本の留学生や商人が目指した場所だと聞いています。彼らが憧れた中国を最初に認識するのは舟山列島を目にした時だということです。舟山列島の島並を眺めながら、私は一人、舷側で滝のような涙を流していたことを思い出します。今回寧波美術館の滞在制作でのお招きにより、また寧波へ来ることができました。作品のモティーフを探しながら歩いた毎日は、雲の上を歩いているような、夢を見ているような気分でした。私の作品は基本的に、写真から版を起こして制作しています。ファインダーを通して見た寧波の街は、私の好きなものであふれていました。古建築、流れる水、働く船、廃墟、陽気な人々。私にはすべてが宝石のように見えました。ただ2ヶ月という時間の制約から、小品でまとめるしかありませんでした。彫りたい、と思った瞬間はまだまだあります。これからは、寧波シリーズとして、制作を続けていきたいと思っています。
上个世纪90年代末,我与上海的一位朋友一起拜访宁波的祖居,那是我第一次来宁波。历史里宁波是日本的进入中国指定港口之一,舟山列岛是日本的留学生和商人们对中国的第一印象。今天,与舟山对望着的只有我一人,浪花不断地冲击着船舷一侧和如瀑布般泪流满面的我。
两个月前通过宁波美术馆艺术家工作室的驻馆邀请,我再次来到宁波,让我欣喜。在这里,每一天我都在寻觅创作主题,就像走在云层之上,就像是做美梦般兴奋不已。我的作品是以照片为基础,雕刻创作而成。而在宁波,我相机的取景器里溢满了我最喜欢的东西——旧建筑、流水、船只、废墟、开朗的人……对我来说,这些都是我所拥有的瑰宝。
可惜两个月的时间太短暂,难道这就是结束吗?我想刻,不停地刻,直到力竭为止。所以,从现在开始,宁波系列启航!
主办单位:宁波美术馆
开展时间:2015.7.3——7.15
开展地点:宁波美术馆4号展厅